Solocontuttiは、ASIO対応で音楽制作用のオーディオインターフェイスがあると本当に快適に使えるのですが、ちょっと試しに使ってみたいだけなのにわざわざ専用のインターフェイスを購入するのも二の足を踏みますよね...
Solocontuttiをインストールするときについてくる「ASIO4ALL」はPC標準のオーディオもASIO対応にしてしまう実に便利なソフトですが、初心者にはとにかく設定がややこしくて難しいのが難点です。
そんなときは、とりあえず「WASAPI」を使ってみてください。
WASAPIはWindows8以降なら、Windowsに標準装備されている、レイテンシーを抑えたオーディオドライバです。ASIOには少々およびませんが、それでも十分に快適なセッションができる処理スピードを備えています。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSuMEpFID7JN-WkZzYYPuCFun_rITf50v2qaAaxVOcDqARg0x9WBsI_3E02ZmgVarV_kXn8iPyl3pjOIx6q0sDCtsXtTBkYkdZqDVOT5f6eRDE3s6KWjWSWvGyydjkAp2xGvFrd_PYqzM/w400-h272/wasapi.png)
SolocontuttiでWASAPIを使うには、「Preference」の画面でDevice Typeを「Windows Audio」に設定してください。もし、PCのオーディオデバイスが対応していれば「Windows Audio(Low Latency Mode)」に設定するとさらに快適になります。ただし、対応していないとかえってレイテンシーが大きくなってしまいます。これを確かめるには、実際に設定してみて、同じ画面の下の方にある「Buffer Size」の値が小さくなる方を選んでくださいね。