ノートPCは、Realtekのサウンドカードを標準で搭載していることが多いのですが、ASIO4ALLをインストールしたときに、複数のデバイスが搭載されていると、サウンドカードがうまく認識されないことがあります。
セットアップウィザードの Sound Device の画面の［Control Panel］ボタンから、ASIO4ALLのセットアップ画面を開きます。
Realtekの欄の左側に、右向き三角のアイコンが出ていれば、ASIO4ALLが認識しています。右下のスパナのボタンを押して、詳細な設定画面を開きます。
Realtekの入出力が表示されます。ここで、inputを見ると「mic（マイク）」が黄色い♀マークで接続されていないことが分かります。また、「Stereo input」と「Mic input」と二つの入力があることが分かります。
パソコンのマザーボードに装備されているサウンドデバイスには、同時には使えない入出力が共存していることがあります。上の例の場合、Stereo input とMic input は同時には使用できないため、マイクを有効にするには、その上にある「Stereo input」のボタンをクリックして無効化します。
マイクが正常に認識されました。ここで、使わないデバイスが表示されている場合は、同じ要領でボタンをクリックしてすべて無効化（点灯している電源アイコンをクリックしてオフ）しておきます。このとき、デバイスによっては、電源アイコンだけ消えて三角が消えないことがありますが無視してかまいません。
さらに、右側の「Always Resample 44.1kHz <->48kHz」にチェックを入れておきます。
【重要】ASIO4ALLの設定が終了したら、いったんPreferenceの画面を閉じて、再度開きなおします。
Preferenceの画面に戻り入出力を確認します。
・マイクに向かって声を出したとき、Input Channel の隣にあるインジケーターが反応するか？（反応しなければ、Input Channnelの欄で、デバイスを切り替えます）
・[Test Sound]のボタンを押して、ビープ音が聞こえるか確認（聞こえなければ Out Channel の欄で出力を切り替えます）
