2020/11/25

「プラグイン」で何ができる?

 Solocontutti ver.1.3.2 は「プラグイン」に対応。WindowsはVST3、iOSはAUに対応しています。(Mac版AUは現在調整中)この「プラグイン」機能、DAWで音楽制作している人にはおなじみですが、そうでない人にはちょっと馴染みがないかもしれません。

プラグインというのは、PCの中で使うバーチャルな「楽器」や「エフェクター」です。

バーチャルと言ってもその音は今や本物の楽器と遜色ないものも多く、「打ち込み」と言われる曲はもちろん、最近はフルオーケストラでさえ、こういったバーチャルな楽器を使って作られている曲が多くあります。プラグインにはいくつかの規格がありますが、Windowsで使う代表的な規格が「VST」、MacやiOSで使う代表的な規格が「AU」です。

プラグインを使うには、その入れ物になる「ホスト機能」を持ったアプリが必要です。音楽制作に使う「DAW」と言われるソフトウェアはその代表的なものですね。

このホストの中で、楽器やエフェクターを並べてつないでいくわけですが、その一番最後にSolocontuttiのプラグインを差してやると、外で立ち上げているSolocontuttiにホストの中にあるプラグインから出る音を送り込んでやることができるようになります。

例えばDAWで作った音楽をそのまま出すことはもちろん、DAWに搭載されているミキサー機能を使えば、マイク入力したボーカルやライン入力したギターの音にDAW上でエフェクターをかけてセッションしたり、MIDIキーボードをつないで、PC一台でバーチャルピアノで弾き語りしながらセッションしたり... といったことが簡単にできてしまいます。

代表的なDAWはたいていプラグインに対応しています。Windowsは「VST ホスト」で検索するとほかにもいろんなアプリが出てきます。iOSなら、標準で入っているGarageBandはもちろん、プラグインをいろいろミックスして自由に接続できるAUMが秀逸。

工夫次第でいろいろ遊べそうですね~ ( ̄▽ ̄)



Solocontutti公式Youtubeチャンネルより、GarageBandでプラグインを使う場合のチュートリアルです。